糖尿病には薄味の食事 糖尿病や高血圧など、カロリーや塩分を控えた食事には物足りなさがあると思います。 しかし、薄味に慣れて素材の味を楽しめるようになると食事も楽しく健康にもなります。 ここでは、美味しい薄味の料理を楽しむにはどうすればよいのかを考えてみます。 料理に醤油をかけるのが習慣になっている人は、その醤油が本当に必要か、必要であってもいつもかけている量は多すぎないか、かける前に一口食べてから考えてみましょう。 漬物などに習慣的に醤油をかける人がいますが、かけずに食べられませんか? 慣れると醤油なし、もしくは少量の醤油で食べられるはずです。 このように、他の調味料でも適当にかけるのはやめて適量を考えて食べるようにしてみましょう。 また、料理の上に調味料をかけるのではなく、小皿に調味料を入れて、それに料理を少しつけて食べると調味料の量が減らせます。 味噌汁は具だくさんにすると、野菜がたくさん取れて、飲む汁が少なくなるので塩分も控えることになります。 ハーブなど香辛料を用い、調味料を少なく風味よく調理するのもよいですね。 レモンなど柑橘類を利用するのもよいでしょう。 揚げ物や脂肪の多い肉や魚を控え、蒸す、煮るなどの料理方法の利用や、脂質の少ない赤味の肉を使うなど工夫しましょう。 普段から薄味の料理を作ることは、お子さんのいる家庭ですと、幼い頃から薄味に慣れさせ、健康も守ることにつながります。 素材の味を楽しみ、糖尿病を進行しないよう気をつけて生活もぜひ楽しんでくださいね。 |
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糖尿病で気をつける低血糖 糖尿病で医師から薬やインスリンを処方されている場合は、薬やインスリンに血糖値を調整する作用があるため、低血糖になる場合があります。 人間の体の必要としているインスリンの量は常に一定してはおらず、その時の体の状態に応じて変わります。 そのため、薬やインスリンが効きすぎて、低血糖になることがあるのです。 低血糖はインスリン注射をしている人は特に注意してください。 低血糖になると、冷や汗、体のふるえ、吐き気などが起こります。 さらに血糖値が下がると、めまいや疲労感、取り乱すなどの症状が起こり、最後には意識障害を起こして昏睡してしまう場合があります。 低血糖の症状が起こったら、ブドウ糖や糖分の入ったジュースを飲んでください。 いつ低血糖が起こるかわからないので、ブドウ糖などは常に携帯しておく必要があります。 ブドウ糖などが手元になければ氷砂糖や飴などで代用はできますが、効果はブドウ糖やジュースの方が吸収が早いです。 ブトウ糖は病院でも、市販でも入手できます。 もし、症状がよくならなければ、すぐに救急車を呼ぶなどして、病院に行って下さい。 また、家族だけでなく、友人や職場の人に自分が糖尿病であることを知っておいてもらい、このような状態になった場合にすぐに処置ができる環境にしておくことも大事です。 低血糖を防ぐには、規則正しい食事をを心がけ、インスリンのバランスを崩さないことです。 低血糖を恐れるあまり、食事を取りすぎると糖尿病を悪化させてしまいます。 糖尿病と低血糖どちらも、毎日の食生活を大切にすることで防げるのです。 |
糖尿病と料理 糖尿病になると食事、運動など普段の生活で気をつけなければならないことが多くなります。 食事の栄養バランスやカロリー・コントロールなどを身につけねばならず、戸惑うことも多いです。 多くの情報を得るための、糖尿病をはじめ生活習慣病などについての学びの場とはどのような場所があるのでしょう。 糖尿病の人のための糖尿病教室や糖尿病料理教室を開いている病院は多数あります。 糖尿病教室は普段の食事の取り方、食品交換表の使い方や外食の取り方、運動方法、薬について、など糖尿病についての情報を幅広く学べる場です。 料理教室では、料理を実際に作ってみて食事をとることで、献立や栄養バランスの取り方を学ぶと同時に、同じ病気の人達との交流を持つ機会になります。 また、病院だけでなく、糖尿病や高血圧対策の料理教室を開いている調理学校もあります。 プロの料理人の、美味しくロー・カロリーの料理を学ぶチャンスです。 生活習慣病について学ぶ講座を開いているカルチャー・スクールもあります。 自治体が開く講座や勉強会だと無料、もしくは安価で参加できます。 大学の公開講座でも食に関する講演などがあります。 糖尿病の人だけでなく、家族の人、糖尿病予防を考える人も参加して、情報を共有することが大切です。 このような学びの場は、自治体の広報、フリーペーパー、インターネットなどで知ることができます。 情報のアンテナを張って、上手に情報を集め活用していきましょう。 知ることは、自分を守ることでもあるのです。 |
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